北京市ネットカフェの取締強化
昨日から90日間のインターネットカフェ(中国語「網『口巴』」)集中取締
が開始された。文化、公安、工商等の部門が北京全市のネットカフェで査察を
行った。
北京には1,007件のネットカフェがあり、インターネットユーザーは
400万人という。近年違法な営業が目に余るようになり、特に末成年者の
入店は注目されている。集中取締期間は区や県の担当部門とも連合して違法な
営業を行うネットカフェには厳罰で臨む。
未成年者入店の取締りの他に、入店者の身分証明書を確認すると共に、違法
行為のあったネットカフェや無許可のネットカフェを公表し、二十四時間対応
の告発電話を設け、告発者に奨励を与える。
処罰の具体的内容は、未成年の入店累計二回、または一度に三名以上の未成年
の入店が発覚した場合は最低15日間の営業停止。累計三回または一度に8名
の入店で営業許可の取消しとなる。(『京華時報』2006年5月12日)
国営企業の福利を民間でも
社員の福利厚生や勤続年数に応じた加給制度など、国営企業が放棄した施策を
再び採用する民間企業が増えている。浙江省紹興市の紅光紡織有限公司は勤続
二年以上で4%、四年で8%、五年以上で10%の手当てを付加することに
なり、これにより毎年、200万元の支出増になるという。
勤続手当の外にも、無料の昼食や終身雇用、社宅なども浙江省の各民営企業の
福利厚生項目を上るようになった。杭蕭鋼構公司は1万平米の土地に430名の
従業員用の宿舎を建設したほか、市の中心に大学、専門学校卒業生や管理職員、
技術者のための住宅、一部屋80平米から150平米の住宅を用意、さらに
新入社員用に22二階建の独身寮を建てた。
浙江美欣達印染集団は三つの食堂を設け全国から集まる従業員の口に合う食事を
提供している。
恒力電機公司の黄金虎社長は以前国営企業の工場長を十年勤めた人物だ。「我々
は国営企業の良い伝統を受け継いできた。福利厚生は人心を暖め、制度の不足を
補う。」と彼は言う。
浙北のある有名企業は職員子女のための学校を建設し、省外出身者の子女の就学
問題を解決する。二千数万元の投資が必要だが、社長は「彼らの一番の関心の
ある問題を解決することで従業員の安定を図ることができる。」と語る。
(『工人日報』2006年4月15日)
住宅私有率が英米を抜く
調査によれば我国の住宅購入者の91.1%がローンで購入されており、さらに
その31.75%が月の返済額が月収の三分の一という警戒ラインを超えた
「房奴」である。中国都市部の住宅私有率は80%を超えたが、米国や英国では
60%程度であることを考えると、私有率の高さは考えものだ。
国の住宅供給政策では高所得者には商品住宅を、中所得者には一定の社会保障を
付帯した経済住宅を、低所得者にはより多くの社会保障を付帯した低価格賃貸
住宅を供給するという計画だ。しかし、商品住宅の建設に比べ、経済住宅は
遅れており、低価格賃貸住宅はさらに少ない。多くの中低所得者は商品住宅を
買うことになり、住宅の私有率が上がるばかりでなく、住宅価格を押し上げる
結果となり大きな社会問題となっている。
国際的な経験からも、低価格賃貸住宅の供給は見返りの無い投資ではなく、運用
方法によっては利益が見込まれるものだ。中国の金融機構の大量の資本は出口を
捜しており、一方で都市では多くの低所得層や農村からの労働者が安住の場所を
欲している。この二つを経済発展を促す車の両輪とし、低価格賃貸住宅により
社会ランニングコストを低減し中国経済の競争力を長期に維持する。こんな良い
一手を打たない理由はない。(『瞭望』2006年18期5月7日)
青蔵鉄道に高級客車
建設中の青蔵鉄道(青海省を通りチベット・ラサに通じる)に一日1000米ドルの
超高級客車が登場することになった。客車の価格は7億元、最高時速は160キロ、
100人の旅客を収容できる。食堂車、寝台車、観光車からなり、観光車はガラス
張りで沿線の景色を一望でき、寝台車はシングル用とファミリー用の客室があり、
方向調節できるソファ、24時問給湯のシャワーが付いている。青蔵鉄道は海抜
4000メートル以上の路線が960キロもあり、唐古拉山を越える際には5000
メートルを超える。酸素不足は大問題だが、観光列車には二系統の酸素供給設備を
備え、客車内の酸素を23%上げるほか、独立の酸素供給口を設けている。青海省
格尓木からチベットのラサまでの1000キロの間、崑崙山、三江源、玉珠峰、
瑤池、可可西里、納木錯、布達拉宮などの観光地があり、1000米ドルのチケット
代にはそれらの入場料も含まれている、観光車は2007年の4月から5月にかけて
営業閉始の予定である
(『北京晨報』2006年5月18日)
隣人トラブル
張さんの階上の住人は毎晩のように徹夜マージャンをする。建物は防音が十分で
なく、心臓が弱く高血圧の両親のために、張さんは苦情を言いに行った。ところが
相手は「それじゃ野中の一軒家にでも引っ越せよ」と取り合わない。
劉さんは「出掛けようと外に出たら空き缶が上から落ちてきて当りそうになったんで
すよ。」と今でも怖そうに話す。20階建以上の建物が並ぶ地域で、誰が落としたの
か不明だが、ビンやパイプが落ちてきて、下に停めてあった車に当たったこともある
という。
教師の黄さんは毎晩遅くまで授業の準備をするが、一年ほど前から毎朝明け方階上
から聞こえてくるハイヒールの音に安眠を妨害され神経がまいってしまった。管理
会社に苦情を言ったり、階上の女性の家のドアに手紙を貼ったりしたが、音は止ま
ない。黄さんは先日スリッパを買って階上の女性に届けた。女性は何度も「すみませ
ん」と繰り返し、「こんなに床が薄くて長い問階下の隣人に迷惑をかけていたとは知ら
なかった、これからは気をつける」と言った。
(『羊城晩報』2006年5月31日)
裸の受験生とは
謝さんは息子に今年の大学入試にまつわる新語「裸考」を教えられた。三好学生、
二級スポーツ選手、発明賞受賞者、殉職警察官や現役軍人の子女等は試験点数に
20点加算されるが、それ以外は「裸考」の受験生であり、試験の結果だけで勝負
せねばならない。問題は「裸考」以外の学生の選抜基準だ。
教育部学生司によれば得点加算されるのは先天的な特待受験生で、少数民族、帰国
華僑や革命烈士の子女で全体の7%、後天的特待生は、三好学生や二級運動選手、
数学オリンピツクや発明コンクール等の入賞者で、これらの人数や比率は制度が
複雑で地方大学では独自の募集制度の運用もあるため教育部も把握していない。
実態と根拠については受験生の父兄も納得できない。
教育部学生司の責任者によれば、元々は優秀な人材確保の観点から得点加算条件や
無試験の推薦入学の割当人数が定められているという。しかし一人っ子政策など中国
の特殊な事情の中で受験競争は加熱し、公正で公平であるべき入試制度の中で一部の
改革措置は本来方向性は正しいものの、実施過程で功利の道具に化すということも
ままあると認めた上で、「裸考」にのぞむ受験生の権利を護るためにも、「推薦入学
者や得点加算者の名前はインターネット上に公表し、社会の監督を受けるべきで、
不正があれば同級生でも告発すべきだ。」と同氏は述べている。
(『中国青年報』2006年6月2日)

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